美しくて穏やかな瀬戸内海。

そこにあるいちごの島。大三島。

目の前の海からは,月と星がのぼる。

特別な場所で,特別ないちごを丁寧に育てている。

それがINOUE ICHIGOENだ。

でも,何よりも印象に残ったのは井上さんご夫婦。

大切なご家族と過ごすために
いちごを育てることを選んだ勇気。

海の凪がおだやかな日も,
真冬の夜中もいちごをお世話する愛情。

シャキシャキして
甘味と酸味のバランスが抜群のいちご。

たくさんの素敵なところで溢れている。


ロゴマークは「瀬戸内に浮かぶいちごの島」。

美術や建築には,リージョナリズムという言葉がある。

メキシコのルイス・バラガン,
南仏のマチスなど,
その土地の光,気候,人々の働きの美しさに焦点を当てたものをつくった。


大三島の陽光は,柔らかくて眩しく独特だ。

そして,そこでいちごを育てる井上家は特別。

その環境,島へのあこがれをデザインに込めた。




・ジェラート

大三島のいちごをふんだんに使用した
ソルベのシリーズ。

アイスにしても,井上苺園の「あまおとめ」の
風味,香りがしっかり感じられる。

いちごは他のベリーと比べて,愛らしい存在だが,
ラブリーになりすぎない大人びたアプローチにした。

グラフィックは,月といちごとボート。

詩情を感じるデザインを目指した。

You may also like

Back to Top